チャイデリカの歩み
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いつも心に留めていること・・・
それは、生まれ育った中国・ハルビンと第二の故郷、長崎への思いです。
心和む家族との思い出には、必ず食卓を囲んでいる場面が浮かびます。
大切な子に美味しいものを食べてもらいたい・・・。そんな親からの愛情が、異国の地で二児の母親になったいま、心の底からよみがえってくるようです。
いつしか料理好きになったわたしは、長崎ならではの中華があってもいいのではと思うようになりました。家族の笑顔見たさに手間ひまかけた本場中華の味には、安心安全を心がけ、吟味した地元素材をふんだんに使っています。
また、仕事や家事に頑張っている人を食を通じてサポートするために「おいしく つよく うつくしく」をコンセプトに、おしゃれでお手軽な中華を目指しました。
大切な家族への一品として、あるいは自分へのご褒美として、ご堪能いただければ幸いです。
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中国の一人っ子政策のもとに生まれ、
経済開放政策がすすむなか銀行員として働きました。
その後、さらなる可能性を求め大好きな日本へ移住。
観光の業務に携わるなかで、
提供される日本の中華料理に違和感をもつこともたまにあって、
「もっと本場中国のおいしい食べものを広めたい・・・」
との思いに至りました。
その後、日本人男性と出会い、結婚して子供を授かり、
子育てに没頭しながらも、その思いが失われることはなく、
家事の傍ら、開業に向けた準備を進めていきました。
そして、長男がようやく3歳になった年に
念願のお店をオープンしました。
最初は、テイクアウトだけの店にするつもりだったのですが、
まわりの方々の要望でイートインスペースも作りました。
また、各方面の方々からお声掛けをいただき、
ありがたいことに催事販売やカタログ、通信販売等と
販路にも広がりがでてきました。
今後も、初心と感謝の念を忘れずに
本場のおいしい中華の味をお伝えしていければと思っています。